リヤドロ LLADRO 優駿 01001967は、2010年春に発表されたリミテッド作品『ダービーの華』(01008515)をもとに制作された美しいリヤドロ作品です。 前作では二人のジョッキーによる激しい競り合いが表現されていましたが、本作には先頭に立つ3人目のジョッキーが加えられました。 『優駿』は、前作と同じように躍動感にあふれる作品であることに加え、エプソン(英国)やケンタッキー(米国)のダービーを彷彿させる鮮やかな色も特徴です。 世界的なダービーにインスピレーションを得て、彫刻家は馬の美しい体を忠実に再現するだけでなく、高度な技術を駆使して構図の中にスピード感やダイナミズム、レースの興奮さえも表現しました。 馬たちは宙を駆けているかのように見えますが、こうした視覚的効果も技術的な研究を重ねた中で得られたものです。生垣が馬を支える支柱の役目を果たしており、先頭の馬は直接生垣に留められ、後方から2番手の位置を狙う2頭は互いにつながり、奥の馬が生垣に固定されています。生垣もポーセリン製であるため、ねじを通じて馬体の重みがすべてポーセリンにかかることになり、高度な技術を伴いました。 本作は鮮やかな色が特徴です。リヤドロらしい混ざりけのない鮮烈な赤や緑が使われたジョッキーの衣装だけでなく、さまざまな色調のエナメルを組み合わせることで得られる生垣の多様な色調も見どころです。 馬術ファンはもちろん、調教師やジョッキーなど馬に関わる方々へお勧めの作品です。 付属:オリジナルブランドボックス、LAP登録書 |